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2021年 5月 22日 「現代文」分析

みなさん、こんにちは!

梅雨入りしたのかわかりませんが、

最近、雨が多くジメジメしていて

テンションも下がりがちな

担任助手3年の塩浦です。

今回は「現代文」についてお話しします。

現代文は受験科目で唯一

勉強しなくてもそこそこの点数が取れてしまう科目です。

基本的には文章中に答えがあるからです。

実際、僕も高1の時、

初めて解いたセンター模試で9割が取れました。

しかし、自分の力に自惚れた結果、

センター試験からはるかに難易度が上がった

第一志望校の過去問で苦戦を強いられました。

後回しにされがちな現代文ですが、

しっかりとした対策をしないと高得点を安定させられない科目です。

前置きが長くなりましたが、

今回は共通テストレベルに絞ってお話しします。

4月共通テスト本番レベル模試の分析を行います。

大問① 評論文

 ・文量は少ない。資料の読み取りがあるが文章自体はやや易

 ・設問が多い。スピーディーに取り組みたい(事前に読んでいきたい)

 ・解答が文章の延長線上にあるため、根拠ある推測が必要

総括 

文章自体は易しめでしたが、資料や比喩表現で複雑に感じたかもしれません。

図などを多用する文章は理解しながら読み進めることをお勧めします。

比喩表現は同意語を見つけたときに矢印を引いておくと良いでしょう。

ひと段落読み終わったら頭で軽く整理するか、

自分なりに図などで整理してみると意外と簡単なことに気づきます。

文量は少なめなので十分に考える時間はあるので、

落ち着いて読むことを意識しましょう。

 

大問② 詩

 ・詩に惑わされがちだが難易度は低い

 ・解答が繰り返し文章中で述べられており見つけやすい

総括

共通テストで詩が出題され戸惑いがちですが、

詩を読み解く力のみを問われているわけではありません。

詩を解説するような文章もあるため

そんなに難しくはありません。

 

現代文全体で見るとセンター試験よりも難易度は

大きな変化はなく、むしろ慣れれば時間的には

余裕が生まれるはずです。

現代文の復習法としてお勧めしたいのが

時間制限を無視して満点だなと思う回答が出るまで

文章を読み込んでください。

最初のうちは大問一個に1時間かけても構いません。

文章のどこに解答が隠されていたかを

体で覚えていきましょう。

ただし、時間の計測はしておくこと。

次回、別の問題を復習する時は

前回よりも時間短縮を目指しましょう。

大問一個20分以内は目標としたいところです。

 

明日の開館時間 10:00~19:00